よくある質問
インストール前後によく聞かれること — Brewwery とは何か、どのように Homebrew を実行するのか、そして決してしないことについて。
Brewwery について
Brewwery とは何ですか?
Brewwery は Homebrew にグラフィカルな操作画面を与えるネイティブ macOS アプリです。インストール済みの formula と cask、検索、アップデート、tap、サービス、クリーンアップ、診断、Brewfile、ローカルの操作履歴が 1 つのウインドウにまとまり、どの操作もターミナルで入力するのと同じ brew コマンドを実行します。
Brewwery は無料ですか?
はい。Brewwery は MIT ライセンスの無料のオープンソースです。有料プラン、サブスクリプション、アカウント、アップセルはなく、ソースコードはすべて GitHub で公開されています。
Homebrew 公式のアプリですか?
いいえ。Brewwery は Homebrew を利用する独立したオープンソースプロジェクトです。Homebrew プロジェクトとの提携や公認はなく、パッケージ操作を実際に行うのは Homebrew 自身です。
Homebrew のインストールは必要ですか?
必要です。Brewwery は既存の Homebrew を操作するためのアプリなので、まず brew.sh から Homebrew をインストールしてください。Brewwery は /opt/homebrew/bin/brew、/usr/local/bin/brew、PATH 上の brew を自動で検出し、見つからない場合はインストール方法を表示します。
インストールと更新
どの Mac で動作しますか?
macOS 14 Sonoma 以降を搭載したすべての Mac です。Brewwery はユニバーサルアプリで、Apple Silicon でも Intel でもネイティブに動作し、Homebrew が /opt/homebrew でも /usr/local でも問題ありません。
インストール方法を教えてください
ディスクイメージをダウンロードして開き、Brewwery を「アプリケーション」フォルダにドラッグします。あとはアプリケーションまたは Spotlight から起動してください。ブラウザエンジンやランタイムを同梱していないため、ダウンロードは約 6 MB です。
署名と公証はされていますか?
はい。Brewwery 1.0 は Apple Developer ID で署名され、Apple の公証を受けているため、ほかの Mac アプリと同じように開けます。右クリックして「開く」を選んだり、Gatekeeper の設定を変更したりする必要はありません。
アプリ自体の更新はどう行われますか?
Mac アプリで一般的な更新フレームワーク Sparkle を使用します。Brewwery はバックグラウンドで新しいバージョンを確認し、Apple のコード署名と独自の EdDSA 署名の両方を検証してからインストールします。自動確認の停止、プレリリースの受け取り、手動確認は設定から行えます。
0.9 を使っています。1.0 への移行方法は?
1.0 をダウンロードし、アプリケーションフォルダの古いアプリを置き換えてください。0.9 には更新機能がないため、自動更新はできません。Homebrew のインストールはそのままですが、0.9 の設定・お気に入り・履歴は引き継がれません。ネイティブアプリでは保存方法が異なるためです。
アンインストールする方法は?
Brewwery を終了してアプリをゴミ箱に入れ、`rm -rf ~/Library/Application\ Support/Brewwery` と `defaults delete com.brewwery.app` でデータを削除します。Homebrew とそれでインストールしたものはそのまま残ります。
使い方
パッケージのインストールと削除はできますか?
formula も cask もできます。Brewwery は実行するコマンドを明示して確認を求め、実行中は Homebrew の出力をそのまま表示し、いつでもキャンセルでき、結果を全出力とともに履歴に残します。
tap やサービスも管理できますか?
できます。Tap ページでは tap の一覧を表示し、owner/repository 形式で確認のうえ追加・削除できます。サービスページでは Homebrew のサービスを状態・ユーザー・ファイル付きで一覧し、開始・停止・再起動が行えます。
ターミナルと併用できますか?
できます。どちらも同じ Homebrew を操作し、Brewwery は独自の設定を加えません。ターミナルで変更したあとは、Brewwery で ⌘R を押して現在のページを再読み込みしてください。
Homebrew を独自の場所に入れていますが動きますか?
動きます。設定で brew 実行ファイルのパスを入力してください。Brewwery は絶対パスであること、実行可能ファイルであること、`brew --version` が応答することを確認してから保存し、以後すべてのコマンドでそのパスを使います。
Brewfile に対応していますか?
はい。`brew bundle dump` で現在の構成を書き出し、任意の Brewfile を読み込んでこの Mac と比較します。インストール済みのもの、足りないもの、Brewwery がスキップするものに分けて表示し、足りない tap・formula・cask だけをインストールします。そのために Brewwery は検証済みの名前だけを並べた独自のリストを書き出すので、誰かから送られてきた Brewfile の Ruby コードを Homebrew が実行することはありません。
インストールが失敗したり止まったりしたら?
進行パネルには Homebrew の出力がすべて残り、同じ内容が履歴にも保存されます。「キャンセル」は Homebrew と、それが起動したダウンロードなどのプロセスをまとめて停止します。操作ごとに安全のための上限時間もあります(インストールとアップグレードは 45 分、アンインストールは 15 分、クリーンアップは 30 分、サービスは 5 分)。 「Report this failure」を選ぶと、出力を記入済みの GitHub issue かメールが開きます。内容を確認して、送信はご自身で行います。
セキュリティとプライバシー
任意のシェルコマンドを実行しますか?
しません。Brewwery はシェルを起動しません。型付けされた閉じたコマンド群から brew を直接実行し、パッケージ・cask・tap・サービスの名前は引数になる前に厳格な文字ルールで検証されます。ほかのものを実行させる手段はありません。
データを収集していますか?
していません。テレメトリ、解析、クラッシュレポート、アカウント、クラウド同期はいずれもありません。設定・お気に入り・履歴は Mac の中だけに保存され、実行するコマンドには HOMEBREW_NO_ANALYTICS=1 を設定します。アプリ自身のネットワーク通信は更新確認だけです。
パスワードや sudo は必要ですか?
不要です。すべてのコマンドはターミナルで入力した場合と同じく、あなたのユーザー権限で実行されます。ヘルパーツールも昇格権限もなく、管理者権限を求めることはありません。
Homebrew の環境が壊れることはありませんか?
実行するのは標準の Homebrew コマンドだけで、同時に実行されるのは 1 つだけです。変更を伴うコマンドの前には必ず内容を示して確認します。クリーンアップはさらに事前のプレビューが必須です。バックグラウンドでは何も変更せず、更新確認は古いパッケージの一覧を読むだけです。
なぜ Brewwery か
CLI があるのに GUI を使う理由は?
思い出すより見るほうが速いからです。何が入っていて、何が古く、何が何に依存し、どのサービスが動き、クリーンアップで何が空くのかを、コマンドを組み立てたり出力をスクロールしたりせずに把握できます。ターミナルで行いたい場合のために、コマンドページに対応する brew コマンドを用意しています。
以前の Electron 版と何が違いますか?
0.9.7 までの Brewwery は React の画面と Rust のコアを持つ Electron アプリでした。1.0 は Swift・SwiftUI・AppKit でゼロから書き直し、機能は同じままダウンロードサイズとメモリ使用量を大幅に削減し、スクロールやキーボード操作がネイティブになり、Apple Silicon と Intel 向けに署名・公証済みで自動更新にも対応しました。
Linux 版や Windows 版はありますか?
ありません。Brewwery は Apple のフレームワーク上に作られたネイティブ Mac アプリで、移植の予定もありません。Linux の Homebrew はコマンドラインで問題なく使えます。